発行ターゲット

Publisher では、コンテンツ アイテムを発行することでウェブ ページが作成されます。コンテンツ アイテムが発行されると、そのプロパティ値がプレゼンテーション テンプレートに組み込まれ、ファイルが作成されます。このファイルは、ファイル転送プロトコル(FTP)またはファイル転送によって発行ターゲット ページで指定された場所にコピーされます。  

製作者(またはそれ以上の役割が付与されたユーザー)は、一度に 1 つのコンテンツ アイテムまたはフォルダを発行したり、複数のコンテンツ アイテムやフォルダを選択して同時に発行させることができます。

[発行ターゲット] ダイアログ ボックスには 2 つのタブがあります。

発行ターゲットの設定

重要: [プレビュー] ページと [発行] ページの設定を変更するには、(ダイアログ ボックスの下部にある)[親フォルダの設定を継承] チェックボックスをオフにする必要があります。チェックボックスをオンのままにすると、フォルダのプレビュー サイトおよび発行サイトの設定は、その親フォルダから継承されます。

次のような設定を行ってから [終了] をクリックします。  

設定

説明

発行のためのファイル転送

転送方法を選択します。

  • FTPこのオプションを選択した場合、ログイン タイプも選択する必要があります。
    たとえば、転送パスは次のようになります。ftp://machinename/wwwroot

  • ファイル パス。このオプションを選択するのは、プレビュー サイトまたはウェブ サイト用のサーバーに、ローカル ドライブやマップされたネットワーク ドライブからアクセスできる場合のみです。たとえば、転送パスは次のようになります: file://localhost/c:/wwwroot。あるいは、発行ターゲットが別のサーバー上にある場合は、UNC パスを使用できます。例:file:////machinename/wwwroot.

FTP によるファイル転送を選択した場合、ログイン タイプも選択する必要があります。

転送パス

転送先へのパスを入力します。

匿名 FTP の使用

このオプションは、FTP を使用する場合のみ有効です目的のシステムに、パスワードを要求しないゲスト アカウントがある場合は、この設定を選択します。

ログイン

このオプションは、FTP を使用する場合のみ有効です。目的のシステムがパスワードを要求する場合、この設定を選択します。[ユーザー名][パスワード] テキスト ボックスにユーザー名とパスワードを入力します。

ブラウザ パス

サイトの完全な URL(アドレス)を入力します。

イメージを別の場所に発行する

発行済みイメージがゲートウェイされているときにパフォーマンスが低下する場合は、イメージに対して別の発行ターゲットを指定し、これらのイメージをゲートウェイ空間外のサーバーに発行することもできます。[イメージを別の場所に発行する] チェック ボックスにチェックを付けると、他のコンテンツ タイプを設定する場合と同じようにイメージの発行ターゲットを設定できます。次のイメージ発行オプションが表示されます: 次を使用して転送、転送パス、ブラウザ パス、イメージ発行ターゲットのテスト。

ミラー サイトの階層

発行およびプレビュー場所のフォルダ構造を、Publisher のフォルダ構造に合わせるには、このチェックボックスを選択します。発行サイトの構造を無階層にする場合は、チェックボックスをオフにします。

親フォルダの設定を継承

チェックボックスをオンのままにすると、フォルダのプレビュー サイトおよび発行サイトの設定は、その親フォルダから継承されます。チェックボックスをオフにすると、プレビューおよび発行サイトを設定することができます。

注意: 発行ターゲットが機能しているかどうかをチェックするには、[テスト] ボタンをクリックします。[ターゲットのテスト発行][イメージ発行ターゲットのテスト] が発行ページに表示され、[ターゲットのテストプレビュー] がプレビュー ページに表示されます。


 関連トピック:
    1. Publisher 管理ポートレット から、[Publisher エクスプローラ] をクリックします。
    2. テーブル画面で、発行ターゲットを設定したいフォルダを探します。
    3. フォルダを右クリックし、コンテキスト メニューから [発行ターゲット] を選択します。
    4. プレビュー サイトを設定するには、[プレビュー] タブをクリックします。発行サイトを設定するには、[発行] タブをクリックします。