管理者は、トップ レベル フォルダの作成と、フォルダ階層の全体的な構造の定義を担当します。フォルダの設定を決定するには多くの検討事項がありますが、まずはユーザーの役割を割り当てる必要があります。管理者は、Publisher へのユーザーのアクセスを承認し役割を割り当てることで、ユーザーそれぞれに事前に定義されたタスクを行う権限を与えます。また、管理者はユーザーにフォルダごとに役割を割り当てます。たとえば、ユーザーがあるフォルダのコンテンツにはアクセスでき、その他のフォルダにはアクセスできないようにすることができます。
デフォルトでは、管理者が Publisher のフォルダ内にコンテンツを作成すると、コンテンツ アイテムが発行されたときに、そのフォルダの構造が宛先のウェブ サーバーにミラーリングされます。
ウェブ サーバー上に作成されたフォルダ構造は、そのフォルダの発行ターゲットを編集することによって変更できます。生成されたフォルダは同じサーバーの他の場所か、完全に異なるサーバーに置くことができます。さらに、発行ターゲットを設定することによって、フォルダ階層がウェブ サーバーの Publisher 階層にマップされず、そのフォルダのコンテンツがウェブ サーバーの 1 つのフォルダへと平坦化されるようにすることができます。
発行ターゲットは、フォルダ ツリーのすべてのレベル(ルート フォルダを含む)で使用できます。発行時に、オブジェクトのための生成ファイルの宛先が、発行ターゲットが設定されている最も近い祖先(そのオブジェクト自体も含む)によって決定されます。第 1 レベルの 10 フォルダがすべて異なるウェブ サーバーを指すこともあります。
Publisher のフォルダ階層を設定し保護する方法の詳細については、『Administrator Guide for AquaLogic Interaction Publisher』を参照してください(edocs.bea.com から入手できます)。
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